うがい薬は少々薄くてもOK!ということ。

まずは私個人の #防疫 のための #生活習慣 から簡単に紹介します。
朝の起床後、歯と舌のブラッシングしてから、仕上げに #うがい薬 で #口腔内洗浄 をします。
歯ブラシには歯磨き粉などはつけません。 #舌ミガキ はステンレス製です。うがい薬は #ムンディファーマ株式会社 さんの #イソジン です。
夜の就眠前、歯磨き粉を #歯ブラシ に少しつけて歯と舌のブラッシングと、 #歯間ブラシ (もしくは #デンタルフロス )で歯間清掃をしてから、仕上げにうがい薬で口腔内洗浄をします。
昼間の間は、出入りのあったときに可能なかぎり水でうがいをします。手洗いはいいかげんかもしれませんが…、子供の頃に結核に罹患したのでそのころからの癖になりました。
そのおかげか、ここ30年以上は何かに感染して喉が異柄っぽくなったり咳や微熱が出たりしても、寝込むようなことはありませんでした。(元気でよかった。)
個人の生活習慣であって、どこかの宰相が言うように #新しい生活様式 なんて文化的なものではありません。

上記の生活習慣は「口の中の雑菌を極力抑制しよう。」という考えのもと続けておりますが、長い間に手法に変遷もありました。口腔内洗浄にうがい薬を利用するようになったのは比較的最近です。いくつか試しましたが、味が良いのでイソジンを愛用させていただいております。(ちょっとお高いですが…、)
それでつい先日、何気なく説明書を眺めていると「有効成分 #ポビドンヨード が、 #ヨウ素 を #遊離 し、…」と読め、ふと「遊離」ってどいうこと?という疑問に取り憑かれてしまいました。
(因みにイソジンの説明書に印刷してあるキャラクターが明治のカバであることにも気がつき、OEM先の印刷物を流用していいるいい加減さにも気がつきました。)

ムンディファーマ株式会社のイソジン説明書のカバさん
株式会社明治の明治うがい薬説明書のカバさん

疑問解決のため、Webでうがい薬の製品をさっと調べました。

どうやら、明治さんもMedleyさんもムンディファーマさんのイソジンを売っているようです。
明治さんの「ポビドンヨードってなに?」と解説ページがありますが、「遊離」には触れてません。気がついた限りでは他も同様です。

「役に立つ薬の情報~専門薬学」サイトの「イソジンガーグル(ポビドンヨード)の作用機序:うがい薬」ページに次の抜粋のようにありました。

ポビドンヨードには、その構造式の中にヨウ素を含んでいます。このヨウ素が遊離して水と反応すると、高い殺菌性を示す化合物へと変換されます。細菌やウイルスの膜へヨウ素化合物が作用することで死滅させると考えられています。

さらに、 #吉田製薬株式会社 さんのサイトの「2)ヨードホール・ヨード系」ページには次の抜粋のように、もう少し学術的な開設ありました。

ポビドンヨードはヨウ素をキャリアであるポリビニルピロリドン(PVP)に結合させた水溶性の複合体である。ポビドンヨード1g中に含まれる有効ヨウ素は100mgであるので、例えば10%ポビドンヨード液は有効ヨウ素1%(10,000ppm:チオ硫酸ナトリウム定量)の液である。ポビドンヨードは水溶液中で平衡状態を保ち、水中の遊離ヨウ素濃度が減少するにつれて、徐々に遊離ヨウ素を放出する。この遊離ヨウ素が殺菌作用を発揮するため、殺菌力は遊離ヨウ素濃度が高いほど強くなる。10%ポビドンヨード液中での遊離ヨウ素濃度は約1ppmであるが、0.1%付近の液では、キャリアの保持力が最も弱くなり、遊離ヨウ素濃度が最大(約25ppm)となる。さらに希釈すると、遊離ヨウ素濃度は低下し、0.001%の水溶液では約1ppmとなる。

味が濃ければ殺菌能力が強いだろうとばかり思っていたのですが、大間違い!どちらかというとしっかり希釈した方が効果的であることを初めて知りました。(軽くショック。)
どこも「2~4mlを水約60mlにうすめて」と案内をしておりますが、実用を考えると「1mlを水約30mlにうすめて」で十分お釣りが来そうです。(ケチ?)そうすると、4mlまでの幅を持たせたのは消費者の心理に付け込んだ #販促行為 「沢山使ってどんどん買ってね。」になるんじゃないか?なんて邪推したり…。
そんな勘ぐりはともかく、とりあえず今晩からは薄めで口内洗浄をいたします。おかげさまで、疑問も喉もスッキリ。そかさ。