「2段階認証をしましょう。」シリーズ「Facebook編」に続く「Amazon編」です。実は「Lineアカウントを乗っ取られ事件」がなければ、こんなにどこもかしこも2段階認証があるなんて気がつきませんでした。docomoさんにも2段階認証があって「dアカウント設定」というアプリまでありました。(ネットワークサービスの皆さんがもっと啓蒙してもよいと感じます。)
さて「Amazon」で2段階認証を設定する手順です。(いつものようにパソコン画面で説明します。)
ログインすると画面上の黒いヘッダバーの下段中央右に「〇〇〇〇さん(改行)アカウントサービス」とありますのでクリックして「アカウントサービス」ページを開いてください。そうです、よく「注文履歴」を利用するページです。パスワードで確認を求められると思います。
「アカウントサービス」ページ
「注文履歴」コラムの2段下に「アカウント設定」というコラムがあります。右に「登録内容の変更」とあるすぐ下に「アカウント設定を変更」という項目がありますから、それをクリックして「アカウント設定を変更」のページへ遷移します。
「アカウント設定」ページ
「アカウント設定を変更」ページの一番下に「高度なセキュリティ設定:」とありますから、その右にある「編集」ボタンをクリックして「高度なセキュリティー設定」ページへ遷移します。
「高度なセキュリティ設定:」ページ
「設定を開始」ボタンをクリックすると「コードの受取方法を選択」というページに遷移します。(遷移が多いかな)デフォルトでは「テキストメッセージ(SMS)」のラジオボタンが選択されています。SMSを利用される方はこのまま、でも、私は「Authy」を利用しますので「認証アプリ」のラジオボタンを選択します。
「コードの受取方法を選択」ページ
「認証アプリ」の項目が開き、「携帯電話を使わないでコードを生成する方法」の説明になります。iPhoneにインストールしてある「Authy」を起動して「+ Add Account」をタップしてQRコードを撮影すれば「Amazon」からのセキュリティコードが取得されますので、コード入力のブランクに入れて「コードを確認して続行」ボタンをクリックすれば、2段階認証設定とアプリへの登録が一括で行われます。これは優秀。
「認証アプリ」項目が開いたらQRコードを撮影
更に次の画面が「バックアップ手段を追加」となり、不測の事態があった時用の設定ができるようになっています。設定の流れとしては優秀だと思いますが、現在、いわゆる「復元コード」は採用してないようです。
「バックアップ手段を追加」の画面
認証アプリを使っているスマホでSMSをいただいても意味がないので、別途SMSを取れる回線のない私はNTTコミュニケーションさんの「050plus」の番号を「音声電話」にて登録しました。そして「今すぐ電話する」ボタンをクリックすると電話がかかって来て、合成音声(たしか女性の)がコード番号を言ってくれます。コード用のブランクに入力して「コードを確認して続行」をクリックして「あと少しで完了します…」ページに遷移(と記憶)します。
「あと少しで完了します…」ページ
お?あと少しだそうです。忘れそうな注意事項である「1.他のサインイン方法」には目を通しておきましょう。そして「2.よく使う端末にはコードの入力を不要にする」とあります。私はメイン環境の“Macbook Pro 13 inch, Late 2016”で作業をしておりましたので、「この端末ではコードの入力は不要です。」にチェックを入れて、「同意して2段階認証を設定にする」ボタンをクリックしました。
「高度なセキュリティー設定」後の画面
めでたく「2段階認証が有効になりました。」というメッセージの入った「高度なセキュリティー設定」画面に遷移(と記憶)して、設定の確認ができます。「認証アプリ」と電話番号は複数登録できる様子です。一番下に「コードの入力が不要な端末が1つあります」とあります。私のメイン環境ですね 。
「Amazon」の2段階認証を設定する手順でした。Amazonアカウントはログインできればギフトカードが購入できてしまいます。他人にログインされても購入できてしまうかもしれません。使ったら足がつくだろうけど、思いっきり迷惑はかけられます。気分が悪いので2段階認証を設定しておいたほうがよいでしょう。そかさ。