Apple Vision Proとの一年

Apple Vision Proは、昨年2024年6月28日の発売日に銀座アップルストアへ体験デモを予約して、その場で即買いしました。

30年以上前にMacintosh IIciのセットを購入した金額より安いし、お金の価値も下がっているし、プロダクトの完成度を考えれば高額であるとは思いませんでした。

もうすぐ一年が経ちます。良すぎて毎日のように使ってます。

Apple Vision Proの開封式
ヘアバンドを使ってApple Vision Proを利用

操作に不満なし。

Vision OS 2になってからは操作性が格段に良くなったと感じてます。

一般的な利用においては全く不満ありません。

私の利用方法なんて高が知れているのですが、それでも相当の時間をApple Vision Proの中で過ごしています。

正直に申しますが、可能な限りずっと被っていたい。外出は当たり前、トイレや風呂、筋トレ、ランニングも被りっぱにできたらと望みます。

ほんとに利用方法はたいしたことありません。いまのところ主に二つです。

その1「映像鑑賞」

映像鑑賞の環境として最高のデバイスですね。友人には「映画館買った感じ。」と表現してます。

特に映像への没入感は素晴らしい。凝った音響設備があったら映画館に行く必要はなくなりますね。

問題は、飲み物が飲みにくいことぐらいでしょうか。

その2「Mac仮想ディスプレイ」

作業内容によって無理なこともあるのですが、Macだけで完結できる作業にかかる場合は必ずApple Vision Proを被ります。

デザインワークのために「EIZO ColorEdge CS2740」を利用してますが、27inch4Kモニターも視界いっぱいに広がるApple Vision Proのワイド画面には敵いませんて。

Mac仮想ディスプレイのワイド画面

さらに最近、イラスト「地下室」の制作をした際、Apple Vision Proで作業する方が楽であることに気がつきました。

ドローイングタブレットを使い、CS2740はちゃんとキャリブレーションもとってあるし、といった制作環境なのですが、なんと!タブレットごとApple Vision Proで作業する方が快適なのです。

知ってしまったらApple Vision Proをやめられません。毎日6時間以上は被りっぱでした。

私もいい歳で、もちろん老眼です。

焦点(ピント)の合う距離の領域がとても狭くなったのですが、Apple Vision Proを被っているとその心配はなくなります。

若い頃のようにパソコン画面に接することが可能になるので、これが快適になる理由なのではないかと考えています。

ともかく、いいものを作って売ってくれました。Appleさんに感謝します。そかさ。