株式会社設立(1)「可能なかぎりネットからに挑戦。」

2017年12月1日付で株式会社を新規設立いたしました。実家のいろいろな事情とともにその不動産賃貸業がやるせない状態になっているので最後の手段に打って出たようなものです。まあ、そんなどこにでもある個人的な事情はさておいて、定款の作成と公証、そして登記に至るまでの手配を(現況で可能なかぎり)インターネットを利用して済ませましたので数回に分けてレポートいたします。(そのあとの税務署への申請などはまた後日)

いろいろな行政サービがネットワーク越しで電子的に行えるようになって来てますが、まずは大前提の「電子証明」は行えるようにしておく必要があります。
遂に実現した夢の人間管理ツール→個人番号カード(マイナンバーカード)を介した「公的個人認証サービス」(地方公共団体)を利用できるようにしておくのがよろしいでしょう。このサイトの案内もあまりよろしくないのですが以前の住民基本台帳カードのころよりはましになりました。(費用もかかったし…、頑張ってe-taxを利用開始したのに返してほしい。)しっかし、マイナンバーカード(ICカード)の表記が所によって異なるのはやめてほしいですね。「マイカ」とか愛称でも作ってください。(で調べてみたらすでに「マイカ」を使った商標がすでにあるようだし、雲母(うんも)のことなんですね。)

さて、株式会社の設立に話題を進めます。
株式会社に代表される?法人にはNPOとかいろいろありますが私の場合は不動産業なので利益追及が本筋になり、すでに実家で個人事業として営んでおりますので、財務事情と将来への展望を鑑みて株式会社か合同会社の設立をすることになりました。
個人的には設立費用も安く済むし、あのアップルもそうだから合同会社もいいなあと思っていたのですが、小さい会社の信用?すっごい成長する可能性?も考えて株式会社を設立することにいたしました。(hustlemouseを会社化するときは合同にしちゃる!)

そして、設立手配に関する調査を開始しました。実は私、学生の頃(西暦1985年昭和60年ごろ)に会社の設立に関心をもって調べてあまりに実現性に乏しかったので諦め、さらに10年ぐらい前に個人事業を会社化しようとして自らの身辺の変化に断念したという経験があり、会社設立手配の基本と制度の変遷については概ね了解をしておりました。(時代とともに随分変わりましたね。有限会社は作れなくなっちゃったし…。)
それで、どうせなら司法書士さんにお願いしないで、可能なかぎりインターネットを利用して一人でやってみようと思った次第です。何度も実家まで帰るの面倒だしタイムロスも大きい、電子的なタイムロスは自分のスキルになるので物理的なタイムロスを最小限度にしようと考えました。

まずは、法務省「会社等の設立登記のオンライン申請について」にアクセスして、法務省「登記・供託オンライン申請システム『登記ねっと供託ねっと』」にさっさと登録(申請者情報登録)を済ませました。

「登記ねっと供託ねっと」トップページ


「登記ねっと供託ねっと」とはなんぞやページ

とりま今回はここまで、次回は「申請用総合ソフト」をダウンロードしてインストールするくだりを紹介します。

「申請用総合ソフト」ダウンロードの案内ページ

しっかし、この申請システム関係全般のサービス利用時間は「平日の午前8時30分から午後9時まで」と限られていて、土日では設立会社の商号の確認さえできませんでした。ようやく時間を作ったのに登録以外のことが全くできないのには少々がっかりしていまいました。そかさ。