株式会社設立(9)「株式会社設立登記申請その2」

さてさて、ようやくにして #登記 です。
まずは「 #申請用総合ソフト 」を利用して、「株式会社設立登記申請その1」で作成した申請データに署名をして #法務局 に送信します。つぎに登記申請書類一式を準備してから、その登記セットを携えて法務局に出向いて内容確認と提出をすませると登記申請の終了です。

(1)署名付与と送信
#電子署名 するためには何らかの #公的認証サービス (弊社は私個人の #マイナンバーカード です。)が受けられるように準備しなくてはなりません。「株式会社設立(4)『公的認証サービス』」にて紹介をしてあります。署名を付与する方法については「株式会社設立(7)『定款作成から電子公証まで』」で紹介してあります。もう申請書はリストにあるので途中の「 #署名付与 」のあたりから確認ください。どちらも私と弊社のケースになります。

「署名付与」ボタン

無事に送信が済むと電子公証と同様に「 #到達通知 」がいただけます。上の画像の「到達」ボタンがアクティブになると取得できます。これで法務局に挑むフェーズになります。

「到達通知」

(2)登記申請書類一式
電子申請にて添付書類として記載した一式です。電子申請ですけど、実際に手で法務局に持っていきます。事前にまとめておきましょう。
到達したばかりの「 #株式会社設立登記申請書 」を印刷して、「株式会社設立登記申請その1」にも紹介した書類に加えます。以下、再確認まで弊社(取締役会の設置なし)の場合です。

書籍を参照しても良いのですが、弊社の場合は法務局のサイトから情報を拾ってきて参考とさせていただきました。(感謝。)

商業・法人登記申請手続
商業・法人登記の申請書様式

以下、弊社の登記申請書類一式です。漏れはないと思います。

  • 定款 1通
    公証役場でもらった二部から一部を利用する。
  • 発起人の同意書 1通
    資本金額の確認と発起人の同意を得ます。
  • 設立時代表取締役選定決議書 1通
  • 設立時取締役選任及び本店所在場所決議書 1通
    上2項目は、形ばかりでもかっちり議決書を作成します。
  • 出資払込の証明書 1通
    預金通帳の表紙と振込まれた資本額が記帳されたページを複製して添付します。
  • 設立時取締役の就任承諾書 2通
    役員二人分です。
  • 設立時代表取締役の就任承書 1通
    役員のうち代表が一名あるので、重複しますがその分です。
  • 印鑑証明書 2通
    役員二名分を添付しました。
  • 本人確認証明書 2通
    台紙に役員二名分のマイナンバーカードの表裏を複写して添付したと記憶してます。
  • 委任状 1通
    委任状は「株式会社設立登記申請書」に一緒なって印刷されているはずです。

登録免許税額( #収入印紙 15万円分)を貼る台紙も準備します。(金子も忘れずに…。)
加えて、 #印鑑届出書 と #印鑑カード交付申請書 も準備します。株式会社設立登記申請書の「印鑑届出の有無」項目がちゃんと「有」になってることを確認します。

  • 印鑑届出書 1通
  • 印鑑カード交付申請書 1通

#印鑑証明 だけでなく、早々に #登記簿謄本 も必要になると思うのでそれもチェックしておきましょう。同じく法務局のサイトから取得できます。

登記事項証明書(商業・法人登記)・印鑑証明書等の交付請求書の様式

ここで注意点です。個人の証明書で「申請用総合ソフト」を利用して登記簿謄本( #登記事項全部証明 )は申請できますが、なんと印鑑証明はできません。申請しようとして失敗し、軽くショックでした。
印鑑証明もデジタル申請がしたいのであれば、法人の電子証明書( #マイナンバーカード みたいな)を取得する必要があります。有料、それも年度ごとに有料です。昨今流行りの #サブスクリプション ってやつです。
電子化推進しているにも関わらず有料なんて、はじめは目を疑いました。検討はしますが、今のところ利用頻度の割に高額なので取得を諦めました。
(とりま、情報まで法務省の「商業登記に基づく電子認証制度」を紹介しておきます。)

(3)法務局での手続き
(1年半以上前のことなので少々記憶がおぼろです。ご了承ください。)
#公証役場 と違って事前連絡などありません。弊社は、 #税理士 さんと相談の上に決定した #設立日 に合わせて訪問しました。必ずそうした方が良さそうです。

大金をもちつけない私のような方に申し上げておきます。収入印紙は法務局ですぐに購入できるので慌てなくても大丈夫です。購入しても提出の直前まで貼り込まないように…。

会社設立のため法務局に行くのなんて初めてでしたから、何が起こるのかを全く知りませんでした。のっけから窓口は違うは、 #たらい回し されるはでバタバタしていると、「おいらは何も知らんぞオーラパワー」のおかげで何やら親切に扱っていただけました。(これオススメ)すでに #生き恥 はかききって脳漿に飽和状態で溶け込んでいるので羞恥に身悶えることのない私目ですが、職員の方にはお手間をかけてしまい申し訳ありませんでした。

言われるがままに待っていると、何やら賢そうな職員の方が担当をしてくれて、書面のチェックを始めます。(どこの法学部出てるのかなあ。なんて思っていたら、少し困った顔をしながら、私のミスを指摘してくださいました。うっく。)
特に「株式会社設立登記申請書」と「 #定款 」には一言一句一文字も齟齬があってはなりません。私はいい加減をこいたもので二箇所も訂正がありました。(職員さんすみませんでした。)
その場で、書き込みをして訂正印を押してその場を取りつくろいました。( #実印 を持って行ってよかったあ。)
そして、台紙に印紙を貼り込んで書類一式を提出して、逃げる?ように法務局を後にしたのでございます。(確か、チェック窓口と提出窓口は別だったと薄ら記憶してます。)

書類の提出時に「商業・法人登記を申請されたお客様へ」という登記完了予定日の案内をもらえます。(え?私はお客様?確かに15万円も払ったけどと奇妙に思いましたが、スルー。)
数日して、「申請用総合ソフト」の「受付確認」ボタンがアクティブになり「受付」の確認ができます。

アクティブになった「受付確認」ボタンほか
受付の「お知らせ」

それで翌日(弊社の場合)には「登録申請に関する手続きが完了しました。」という知らせが届きました。

手続き完了の「お知らせ」

そして、登記完了予定日に法務局に出向いて「 #印鑑カード 」の交付を受けて、ついでに登記事項全部証明書と印鑑証明書を必要枚数発行してもらって登記は終了です。(「生まれておめでとうマイカンパニー!」でも誕生日は設立日です。)

「法人番号指定通知書」

続いて「 #法人番号指定通知書 」が届き、それに伴って「 #国税庁法人番号公表サイト 」で確認ができます。(めでたやめでたや。うちの子の名前があるーって感じです。)

「国税庁法人番号公表サイト」

法人の登記申請の完了です。
このシリーズもお陰様で法人登記完了まで漕ぎ着けましたが、まだまだいろいろと気が遠くなるくらい盛り沢山に要件があります。次回は法人の #英語表記登録 について紹介する予定です。(また、記憶をまさぐらないと…、)

私はビビリ野郎なので、何かあるといけないとからと法務局に出向く日は朝一に行きました。すでに用意してあった登記申請書類一式を枕元に置いて小学生の #遠足前日 気分で寝たものです。でも、公証役場もそうでしたが、大抵は法務局の方々も親切に対応してくれます。あまりにも特殊で馴染みのないことなので調べるのも大変だし緊張もしますが、先方もたまの無謀な素人チャレンジャーのことをよく理解してくれているようです。手を尽くした後は「 #待てば海路の日和あり 」ぐらいの気持ちでいましょう。そかさ。